別の時間軸にいる「私」と出会う瞬間
この間の土曜日、仕事帰りにデンゼル・ワシントン主演『デ・ジャ・ヴュ』を観に行った。約2時間ほどの私にとってはちょうどよい長さで、それは息をつく間もなく、アップテンポな展開、そしてストーリーの面白さにひかれた映画でした。
ぜひ、観て〜♪という映画だったのですが、その映画の中には「時間軸」というのがポイントになってくる。
それは、・・・・あまり話してしまうと、ネタバレになってしまうので、書けないのが辛いところなのだけれど、「私」という存在は今現在・・・簡単に言えば、「Tian」という鉱物のお店で働いていて、今日は休日でこうしてBlogを書いている。
でも、別の世界・・・別の時間軸の中にいる、いわゆるパラレル・ワールドの「私」は、別の仕事をしていて、今日は月曜日だから一般的な会社員だったら、出勤していると思う。主婦だったら・・・家事をしているだろう、たぶん。
そんな平行世界に住む「私達」は普段、出会う事は無い。
ああ、そうそう、石で例えていうと、この今いる時間軸の流れの中でどうしようかこうしようかとしている「私」はトルマリン的で、今いる時間軸の中の流れを超越して、光のホットラインを繋ごうとするのがスキャポライト。
ベリルは今いる世界で可能性(夢や希望)によって、今いる時間軸の「私」高めて、あるいは追求していこうとする力であり、それによって超越することかも・・・ともこの映画で思ったり。(ホント、面白かったのです)
で、ちょっと脱線した話を戻すとして。
平行世界に住む私は決して普段交わることはないのだけれど、その片鱗をキャッチするときはあるよね、って思う。
それが、タロットカードを始めとする、オラクルカードだと、私は思っている。
例えば・・・「私は、旅行の計画を今立てています。山に行くべきか、海へ行くべきか悩んでいます」とあったとする。
カードの裏側(背表紙・・・とはいわないですよね。絵の描いてない方)は、別次元への扉であり、そのカードを捲ったときに、カードの中で「山に行った自分」と「海に行った自分」と出会う。
結果、私は「山」か「海」、もしくは考えを改めて「別の選択」をした自分が、未来に存在することになる。
ひとつの時間の流れで同時に複数の未来を選択することは不可能なので、例えば「山を選択した私」がいるならば、カードの中で出会った「海を選択した自分」に出会うという事は無いわけだ。
でも逆に言えば、カードで「ちょっと先の未来」として出会った「山を選択した私」とは出会う、ということでもある。
・・・ああ、だから、以前、タロットカードを習っていたときに「いまは時間の流れが速すぎて、タロットカードでは長期的な未来を視ることができない」っていわれたんだ。いまやっとわかった。(・・・スミマセン、独り言です)
そんなわけで、カードを使って、私達は異なる世界の私と出会い、その一部とくっついたり、離れたりを繰り返したりすることができるのだな・・・と、思った。
今回、HPで告知した「Oracle Cards展」は詳細がまだ決まってはいないけれど(でも開催はしますよ♪)、そのカードで出会った「異なる時間軸にいる自分」とより深く出会うことが可能性として秘めている、と思う。
http://www.tian-yokohama.com/cards2007-07.htm
普段なら、カードをシャッフルして、捲って、読んで・・・で終わってしまうことが、「カードを作る」ということで、より「カードの向こう側の世界にいる自分」と出会うことができるということなのよね、って思うからだ。
例えば石のカードを作ったのであれば、「クォーツという世界に触れた自分」があり、「カルサイトの世界に触れた自分」が存在するということ。
カードを作った皆さんが「石と向かい合った自分」という存在に気付き、新たな一面が出てくるといいな、と思っています。
ちなみに。写真のカードはAcademia Picanteの「Crystal Oracle Cards Reading」にも載せている、私@oku@がサンプルとして作ったカードですが、これは葉書サイズです。
よく画材屋や文房具店で無地の売っているでしょ?あれです。
それにラミネートをかけているのですが、葉書一枚にラミネートだとペラペラなので、裏側にも絵を描いて、2枚重ねてラミネートをかけています。
ちょっとカードとしては大きめですが、市販されている「Crystal Ally Cards」はもうちょっと大きいサイズだし、葉書サイズでもカードとして使えるサイズだし(ラミネートをかけているからだと思います)・・・規格外の紙って特注だからコストかかるし、たぶん、絵を書くにしろ、写真を撮って取り込むにしろ、ちょうどよい大きさだと私は思います。
地方にお住まいで当日、こちらへ来れなくても、大丈夫です。Tianへ送ってもらって、私達がディスプレイをして、終わったら送り返す、ということになります(送料は参加者様負担です)。
私も、頑張って自分の石で改めてカードを作ってみようかな、とも思っている最中・・・興味のある方はぜひ参加してくださいね。