石のフレグランス・その2

tarosource2006-08-05

お客のA様のご了承を得てUPさせていただいています。
ご存知、サツキさんの「石のフレグランス」です。
石のアメシストは、随分前にTianで売っていたもの。キラキラのレインボーがこれでもかと輝いている磨き石(一部スモーキーあり)。

Aさんが、「私も石のフレグランス作る〜」とおっしゃったときは、どんなマニアックな石が出てくるかと思っていたけれど、とてもシンプルな石が出てきたので、内心、ちょっと驚いた。
@hida@ちゃんも「意外。もっとマニアックで渋いコレクターもの持ってくると思った」と話したくらいだ。

でも、私がローズクォーツという、ピンク苦手なんだけれど、いまの私には必要だと思ったように、彼女もまたいろいろ石は持っているけれど、今現在の自分のコア(核)になったり、必要としているのはアメシストだということなんだろうね。

早速、サツキさんに石を見せると、「ずっと誰かを待ってるかのような慈愛に満ちた優しさと淋しさを感じる」というコメントをいただいた。どうやら涙が出てきたらしい(笑)。

でも、よかった、サツキさんにもこの石のエネルギーとかパワーとか・・・そう呼ぶとなんかチープな感じになっちゃうけれど、ようは何かを感じ取ってくれたみたい。いいのができそう♪




・・・・・と、思って。しばらくした後でやってきたのが、この写真のブルーのボトル。
「おお、ボトルからしてAさんにピッタリ!」と、私と@hida@ちゃんで大喜び。

香りは、ローズウッド、シダーウッド、ゼラニウム、ラベンダー、レモン・・・とプラスα。

スッキリとした香りの中に、甘く爽やかな香りで、先日、受け取りにいらっしゃったAさんも気に入ってくださったよう。
「なんか、私がつけていいのかなぁ。もっと大人の色っぽい女性の感じが・・・」と謙遜していたけれど、そんなことないですから!
Aさん、あなたは十分にチャーミングな大人の女性です!もっと自信持っていいですから!!(笑)

でも、その自分というフィルターを通した自分自身と、他人のフィルターを通した自分自身って、どうしても「え、そう?」というギャップがある。
でもじゃあ、この他人のフィルターが正しいのかというと別にそーゆーことでもなくって、見た目でけっこう左右される事も多い。
例えば、見た目は小鹿のバンビのようだけれど実際はキノコ星人の@hida@ちゃんとか、色が黒くてダイビングが好きで、休日はフィットネスクラブに通っている@oku@は大の運動音痴だったりとか。(笑)

だからこそ、今現在自分が「これ!」って思う石って、「私がこーゆことしたら変って思われるかしら?」という余計な感情もないし、本当にとってもシンプルで正直な気持ちが垣間見えるんだろうな、って思う。

そして今度はそのシンプルな気持ちの石を通して作られたフレグランスに、自分自身でも気がつかなかった自分に出会えるんだろうね。
香りの「良い香り、苦手な香り」というのは直感的・感覚的なもので、それゆえに「自分が選んだシンプルな自分自身(石)」と、「他人が選んだ相手自身(香り)」の融合はとても受け入れやすい。



・・・ああ、だから。そうなのかな。
アメシストは「統合」を表す。
サツキさんは「ずっと誰かを待っていたような」というメッセージをくれた。
きっとそれは気付かずに過ごしてたAさん自身と出会う事、そしてひとつになる事だったのかも知れないね。

「香水は苦手だけれど、これは良い香りで好き〜」とおっしゃってくれたAさん、日々見につけて、楽しんでくださいね〜!!


この「石のフレグランス」。近日中に「裏企画!」ということでUPする予定。
でもあくまでも裏企画!なので、Tianのホームページのリンク欄にある「@oku@のつぶやき」の周辺にUPすることとなります。ページは作ったんだけれど、まだ文章が練れてないんだよねぇ・・・でも、まあUPしたら見てくださいね。