宮古島に行ってきました♪

tarosource2006-08-02

7月29日(土)〜8月1日(火)まで宮古島へダイビングに行ってきました。
宮古は3年ぶり2度目。公私共にいろいろな面で学びのあった旅行でした。おまけにちょうど、水星が順行に戻ったし。これもまた興味深いです。

前回は2003年のGW過ぎに行ったのだけれど、この旅行直後に「Tianで働かない〜?」というお声をかけてもらった・・・ような気がする。で、その後はご存知の通り働いているわけだが。

あと・・・そうそう、そのときは彼氏がいなくって(笑)、「次回は絶対彼氏を作って2人で来るんだ!」とわけわからん意気込みを持っていたのだけれど、今回その通りになったし。(爆)

それから〜・・・ダイビングでも、「頑張ってDM(←ライセンスのランクです)になるんだ!」と言ったんだよね。ちょうど一緒にDMを勉強していたのがバタバタ戦線離脱しちゃって、これからどうやってDMの勉強すればいいのだろう?って思っていたけれど、なんとかDMを取得するに至ったし。

そう考えると2003年の宮古ってひとつの節目だったなって思う。


でもそれもそのはず。宮古島を潜るとよくわかる。
宮古にはゲートがいくつも存在する。

ダイバーなら周知のことだけれど、宮古島のダイビングといえば、ケープ・ダイビング・・・簡単に言えば洞穴探検ダイビングだ。

石灰岩質の地形が不思議な世界を作っていくのだけれど、真っ暗な穴に入っていった先には、巨大なハサミを振りかざすイセエビがいたり、サメがうろうろ泳いでいたり。おっかなびっくり進んでいくとやがて見えるのが、青い光。

まるで古の聖地で光を受けたとしたらこんな感じかな?と思うように心が洗われるような色です。

潜るポイントもユニークで、「魔王の宮殿」とか、「アントニオガウディ」とか。↓の写真は「魔王の宮殿」。

フツーのデジカメじゃ、こんなもんなのかなぁ・・・?実際は、ぽっかりと空いた穴から陽光が降り注ぎ、何百匹という魚(ハタンポ)が光の関係で銀色にギラギラ光りながらぐるぐると回遊しているという、圧巻の世界なんですけれど(苦笑)。


そんな風に、様々な洞穴やアーチをくぐったせいかどうかはわからないけれど、自分の心のポジションがまだまだ旧世界に囚われているなぁ・・・と思う事も多く浮上してきた。
ちょうど今回お世話になったダイビング・ショップさんの船が、本当だったら新しい船になるはずだったのが、いろいろあって古い船のままだったというのも、なんかいまの自分を表しているかのようだったし。

また宮古に来るときには、この2006年がターニング・ポイントだった!といえるようにこの先進んで行きたいな、って思ったのでした。


宮古のダイビングを終えて、家族や職場の人たちへのお土産を買うときに、ひとつのお店によりました。
宮古の中心地からちょっと離れているところにある、アクセサリー屋さんなんだけれど、ここの銀細工がとても気に入っていて、前回は携帯ストラップを買ったんだけれど。

今回は宮古島のサンゴのビーズに目が釘付け。
ここのオーナーさんは、もともとは海の男。
かつてはマグロ漁船に乗って遠洋航海したり、潜水士をしていたりと、長い事海で暮らしていた。
歳をとってからは、海で流木を拾ったり、リアルで素敵な海の生き物達を銀細工で表現している。

サンゴは、もちろん生きているのは採取できないので、打ち上げられたものを使うのだそうだが、一見、フツーの石と見分けがつかないくらい黒くなっているものを長年の経験と感で、見つけて表面を削っていくのだそうだ。
紺青と朱赤があるけれど、両方とも天然の色合いです。(ただし、いわゆる「本サンゴ」と呼ばれる土佐沖のとは種類が違います)
宝飾のサンゴ屋さんは、これに樹脂コーティングを施して、色むらの均一化と、補強をするのだけれど、私は別にジュエリーとして使うわけではないので、この素朴さが気に入ってしまった。
赤サンゴの表面のちょっと不思議な模様も素敵だし。
ちょっとしばらくは、このサンゴを眺めながら、これからのことを考えてみようかな〜。