ペリドット

今回の獅子座の石の中で、お気に入りなのが、ペリドットとサルファー。

ペリドットは、小さいながらも色が綺麗だし、形もいい感じ。なかなか他のweb shopで見ても、綺麗なペリドット原石はないから、これはご自慢の石。
ちなみに、Pedro氏のコレクションの中に、もっと大きくて綺麗で完璧なペリドット結晶があるけれど、それは9万円ほど・・・(涙）。
宝石になる宝石質の原石はとかく高いんです・・・(T_T)

いまではペリドットって、8月の誕生石だけれど、たしか私の子供の頃は、8月といえば「サードニクス」だったような気がするんですがねぇ・・・いつの間にか変わったよね？いつからなんだろう。

たぶん、ペリドットというものを見たのが、中学・高校生くらいのころだったから、その頃なのかな？あのころは、ペリドットが嫌いだった（失礼）。

アクセサリーで使われている、あの薄ぼんやりした色合いって、昔からどーも苦手で、社会人になってもずっとペリドットは嫌いだった。

それが好きになったのは、やっぱり宝飾の世界に入ってから。

トップクォリティのペリドットというものを見たときに、目が釘付け。
ギランギランに輝くその石の色合いを、単純に「黄緑色」とは言いがたく。
これが「イブニング・エメラルド」と呼ばれる石なのか〜〜と、ただただ感嘆。
ペリドットよ・・・キミを侮っていた私を許してくれ・・・・という気持ちでしたね。

ペリドットの底力（笑）を見せてもらって以来、好きな石のひとつになった。（単純）

『パワーストーン百科全書』によると、「古代エジプトでは・・・（中略）、金と一緒したものを護符にすると、夜の恐怖を取り除いて悪霊から身を守る・・・」と書いてある。
さもありなん、あんな石が黄金の輝きとともにあったら、闇に輝く太陽・・・すなわち、日蝕で月の影から再び光り輝く太陽の力そのものだろうよ・・・と思ったわけだ。

・・・・ということで、いまは超綺麗なペリドットに出会おうと（もちろんルースだ）、探しているのだけれど・・・なかなかピンと来るのがいないのが残念である。

でも、店のペリドットの原石もきれいなのよねぇ・・・と、今回シミジミ感動。
この暑い夏の太陽に映えること映えること。
生命の木の葉が溶け込んだような、力強さを感じさせるのだ。

うーーん、この石でアクセサリーを作ってほしいなぁ（・・・って、いまYUMIKOさんに3つも注文入れているくせに、なにを言ってんだか）。