永遠の花

tarosource2006-05-10

先日、店でタンブルを眺めていたら、ムーアカイトが目に付いた。
ムーアカイトとか、モッカイトとかという名前で呼ばれる、オーストラリア産のジャスパーは芥子色や小豆色という日本人にはなじみのある色をしているうえに、まるでオーストラリアの原住民たちが、色付けしたかのようなアーティスティックな模様がとても可愛らしく、人気だ。
同じ模様はひとつとしてなく、とても個性的なので、「1個だけなんて選べない〜!」というお客様泣かせの石でもある。

「ふーん」と何とはなしに手にとって見てみると、1個だけ、そら豆のような形をしているムーアカイトがあった。

・・・・なんか、『ジャックと豆の木』に出てくる不思議な豆みたい。

と思うと、とても欲しくなって、買うことに。そーいえば私ってムーアカイト持ってないよねぇ・・・なんて言いながら買ってしまう。
本当はそこで色とりどりのムーアカイトをたくさん買いたかったのだけれど、さすがにそれはきりがない。(笑)
最初に目に付いたそら豆形ムーアカイトが「私を呼んでいた石」だと思わないとね。
欲はいけません、欲は。(笑)

で、さらにバーライトに視線が。
一般的に、砂漠のバラというと、ジプサムが多く、産地はメキシコとかサハラ砂漠とかのをよく見るのだけれど、バーライトのもある。ちなみにアメリカ産。

MFAで初お披露目した商品で、今度の週末にUPする予定(ホントか?)。
赤茶のバラはとても形が綺麗で、京都土産の八橋(←固いやつの方ね)のよう・・・・というと、@オーナー@に怒られそうなので、それ以上のコメントは控えさせていただく(笑)。

砂漠のバラの意味は「愛と知性・ヴィーナスの恩恵」で、バーライトは「持つ人の身辺の環境を保護して安定させる 」という意味があるそうだ。

それに関しては、「ふーん、そーなんだー」で終わるのだが(販売員なので調べるには調べるのだが、さほどの興味は持たなかった)、そのとき思ったのは、「私はこのそら豆のようなムーアカイトを持って、どんな花を咲かせたいのだろうねぇ?」ということだった。

砂漠のバラはかつて、オアシスや湖といった水のあったところにできる。
水が干上がるときに、硫酸カルシウム(ジプサムの場合)や硫酸バリウム(今回のバーライトの場合)が水から分離して出てきて、結晶を生成するわけで。

水から生まれて、大地と太陽に包まれて育まれたバラは永遠の花を咲かせていく・・・ってちょっとロマンチック。

そういえば、ムーアカイトも「太陽と大地のエネルギーの石」だし、これはひょっとしてペア!?と思ったので、一緒に買うことにした。(笑)

一緒に並べると、思った以上に可愛いv
ムーカイトの「種」で、永遠の花を咲かせられるといいなぁ・・・と、何とはなしにロマンチックな気分を味わったのでした。(笑)