ファースト・ジュエリー

tarosource2006-01-17

なんとなく、最近Blogが休みがちである。ここのところ、ずーっと胃炎で痛いは、食べれば吐くわ、モノモライで目が痛いし、スギ花粉で頭痛はするし、喉は痛いし、鼻水ズルズルだし・・・という状態が続いていたのだけれど、やっと今日になって、調子も復活。まあ、スギ花粉だけはどーにもならんが。

そうそう、「@oku@のタンスの中」の写真を変えました。ピンク・ファイア・クォーツのペンダントに刺激されて、とりあえず自分の作ってもらったジュエリーを載せてみたのです(笑)。恥ずかしながら。(^^;

宝飾で展示会の仕事とか、ジュエリー・メーカーでも仕事をしていたわりには、ほとんどジュエリーって持っていない。やっとここ数年、1年に1個のペースで作っているという感じだ。・・・だってそんなにお金ないもん(笑)。
だけれどもジュエリーって実は大好きだ。キラキラしていて、「幸せ〜」という気分になれる。もっとも普段は手の手入れも怠りがちなので、指輪ができないのだけれど。

それはともかく。「@oku@のタンスの中」に入っているジュエリーの中で、一番の古株は「アメシストの指輪」。この石は初めてYahooオークションで落札した石でもある(笑)。
もうだいぶ昔ではあるけれど、「Yahooオークションをしてみたい!」って思ったんだよね。でも、なにを落札すればいいかわからなかったし、そもそもちゃんと取引できるんだろうか?とか、だまされないだろうか?という心配でいっぱいで、「じゃあ、この安いアメシストを落札してみよう」と思ったわけだ。
なんでアメシストなのかというと、自分の誕生石だから(笑)。
で、無事に落札して、出品者から連絡が来たらなんと、東京・御徒町にある小さな宝飾の加工屋さんで。御徒町は当然テリトリーだから、直接伺ってみたら、とても感じの良い加工屋さんだった。それでなんとなく、枠を選んで作ってもらったわけだ。

セミ・オーダー・メイドなんて、ちょっと素敵ね〜!と浮かれながら、一ヵ月後。出来上がったリングはいまでもお気に入りだ。
ただし、ちょっとした問題が。
当時、私は朝から晩までの立ち仕事がメインの展示会の販売員をしていたのだが、とうぜんひどく身体中がむくんでいた。さらにこのジュエリーを作ったときは梅雨時で、やっぱり指がむくんでいたらしい。中指に合わせて作ったはずなのに、いまでは人差し指にも入る。身体のむくみ具合を考えていなかった私が大馬鹿者だったというわけである。

あと、この加工屋さんの18金が「青割り」だった。
「青割り」知っていますかーーー?
えっと、一応説明しますと。
18金(この場合はイエロー・ゴールドです)は、75%を金で、残り25%は他の金属を入れています。そうすることで、ゴールドの加工をしやすくしているわけなんですが、銀の配合を多くすると、イエロー・ゴールドは青みのある爽やかな感じの色合いになります。
これが「青割り」です。

反対に、銅の配合を多くすると赤みのある温かな色合いになります。これが「赤割り」です。
最近はシルバー製品とかが人気だし、青割りの方が多くなってきているかも・・・なのですが、私、青割りのゴールドってイマイチ似合わないんだよね・・・肌の色が黒すぎるから。インド人たちに「インド人みたい」としばしばなぜか言われるようなワタクシの地黒の肌に、青割りは似合わない(涙)。
だからといって、「私、青割り似合わないから、赤割りにしてください」とは言えないんですよね・・・キャスト屋(枠を鋳造するところ)の問題もあるから(キャストの説明をすると、話が長くややこしくなるから省きます)。

さすがに現在は見慣れたけれど、この青割の18金の色合いには、最初かなりびびった。
ああ、あとそうそう、作った当初はかなり重い感じというか、ゴージャス?って思っていたけれど、あれから数年たって、だいぶ似合うようになりました。トシなんだよねぇ・・・(笑)。

最近しみじみと思うのは、どうせジュエリーってある程度の金額出さなきゃいけないのだから長く使えるデザインが1番、ということかな。あと、指輪を作るときは、靴と一緒でむくんでいる状態を考えましょう、ですね。
話はパパラチャのペンダントの話へ続きます(続くんかいっ!?)