台風14号

今日は、仕事を@オーナー@に押し付けて、仕事を休み、ダイビングに行ってきました。
場所は東伊豆の大川。
天気は秋晴れで、とってもいい気持ちなのに、海の中はすでに台風影響下。
おまけに大潮が近いこともあって、潮流が激しい。
透明度は2M。隣にいるパートナーの姿がやっとわかるくらい。
潜った瞬間、上下左右、平衡感覚が奪われて、びっくり。

台風が太平洋はるか沖合いにあるだけで、いつも潜らないようにしていたのに、今日はしっかりしたガイドがいるのと、初心者がいないので潜ることに(私が1番へたくそだったし・・・)。

海の中は、もうお味噌汁の中を泳いでいるような状態。
そんな視界の悪い中を、夜行性のイセエビがやたら元気に動き回っているし、昼間泳いでいる魚(イラ、という魚)が岩場の隙間に横たわって寝ていたり、海底や岩場でじっとしているウツボが泳いでいたり、群れをなしてワイワイ泳いでいるのもいて、なんか台風の前で躁状態の魚たち。
そうすると、こっちも楽しくなって「キャハハハハ!!」という気分だったのだけれど、なにせ視界が悪すぎたので、無茶なことができなかったのが残念だった。(通常の海でも無茶は駄目なんだけどさ・・・)

それにしても、やっぱり自然の驚異というものはすごい。だって、とってもはるか遠くにある台風の影響が、伊豆半島沿岸まで届いているんだから。
そして、その嵐の中を生き抜く生き物ってすごい。
やっぱり人間って、小さい存在なんだよなぁ・・・・と、いつも以上にしみじみ感じたダイビングでした。