歌う石

tarosource2005-07-25

サン・マリー・ショー第2段分の中に、ブルガリア産のアメシスト・ファントム・クォーツ・クラスターがあります。
http://www.tian-yokohama.com/sm05-117d.htm

ひとつひとつのポイントが、並んでなっすぐ成長していなくて、風に揺れているような、ちょっと生き物のような、動きを感じさせるのが、素敵。

東欧産のクォーツって、「ロマンチック」とか「メルヘンチック」という言葉が良く似合う。天使や妖精をイメージする人は、きっと私を含めて多いかも、と思う。

今回、一緒にUPしているルーマニア産の真っ白ちゃんクォーツは、どっちかというと「天使が立っている」という感じで、「整っている」イメージがあるけれど、このブルガリアアメシスト・ファントムは「いつも喋っている」感じ。ヘンな言い方をすれば「落ち着きがない」(苦笑)。


「歌っている。ハーモニーしているね」とおっしゃたのは、20日に10:30から並んでいたpundarikaさんだ。・・・・店の前で暑そうにいらっしゃったのには、本当に驚いた。(笑)
pundarikaさんは、トライゴニックを自らのものとした後、ちょっと落ち着いたらしく、テーブルの真ん中近くにいる、アメシスト・ファントムにやっと気がつかれたたよう。


その言葉に、私は「ふ〜〜ん」と思った。
歌ってるのか〜。だから、ゆれているんだな〜。
ニョロニョロのようだと思っていましたよ、ワタクシは。(ゴメン、アメシスト・ファントム!!)

それからというもの。
店頭のテーブルのど真ん中にいる、アメシスト・ファントムを見るたびに、「・・・何を歌っているのだろう??」と考えてしまうようになった。

だが、悲しいかな?貧弱な脳みそでは、
Ru Ru Ru Ru Ru Ru Ru Ru・・・・・・・・
というハミングしかイメージできません(涙)。


もちろん、現実的に石が歌うわけがない。
だけど、なにか連想させる、イマジネーションをかきたてられる石というのは魅力を感じる。

私は「石をコレクションしています」というほどは、正直、石を持っていない。
もともと、ルースが好きなので(特にサファイアとガーネットvv)、ルース>磨き>原石という順で、石を持っている。

その少ない磨き石&原石を選ぶという基準は・・・
「自分にとって美しく」て「なんとなく」で「よくわからん」けれど、買っちゃった。
以上である。
その「なんとなく」「よくわからん」の中に、「雷光の精霊がいるような」ウラル産ルチルクォーツとか、「湖の水底を眺めているような」フィンランドラブラドライトとか・・・まあ、そんな「自分のよくわからんイマジネーションを刺激されて」買った石というのがいる。
もちろん、なんとも思わないけれど、「好きだから買った」というのもいる。(ジャン・コエトジー産クォーツとか)


話が自分個人所有の石になってしまったので、話をブルガリアアメシスト・ファントムに戻すと。

要は、とてもとてもイマジネーションを刺激される石だなー、と思ったわけである。ただし、自分が所有するには・・・ちょっと。
・・・・・・五月蝿くて、眠れなくなるかも(笑)。