太初のはじめ

tarosource2005-07-12

水入りクォーツって、けっこう好き。
クォーツを傾けて、ぷるるん、って、小さな泡が動かすと「パシャンっ」という音が聞こえてきそうな感じがして、とっても爽やか。海とかプールとか水が好きだから、よけい「気持ちよさそ〜v」と思ってしまう。

今回のクォーツは見た瞬間、女咼(じょか。『咼』は女偏に咼と書くけれど、PCに入力できない文字なので、咼と書きます)の『天地補繕』を思い出した。


ちなみに『天地補繕』とは。

古代中国。東西南北を支える四本の柱が壊れ、大地が裂け天空は滅びた、炎は燃えさかり、洪水が世界を覆った。女神女咼は、五色の石を練って天を補修し、大亀の脚を切って柱とし、黒竜を殺して大雨を止め、葦を焼いてその灰で洪水を堰き止めた。

という神話。

なんとなく、このクォーツが五色の石の欠片のようにも、そして中に入っている水が、神話の天変地異の名残をとどめているようにも思えて、いままで見てきた水入りクォーツとはちょっと違う気分。きっと、クォーツ自体がとても綺麗な、清涼感を感じさせる・・・それでいて、それこそ古代の闇を感じさせるような、薄いスモーキーだったりするのが、そんな風に思わせているのだと思う。


「でもー。そんな混沌の頃の水はちょっと嫌だなー」
と、言ったのは@hida@ちゃんだ。
え〜、嫌かな〜。ロマン感じないかな〜。とも思ったが、どうも自分が「バランス」とか「混沌」「陰陽」とかと強くリンクしているようで、そーゆーものを感じさせる石には滅法弱い。

それは、ともかくとして。
リーディング中の@hida@ちゃんは、水入りクォーツを手にしながら、
「これは『龍の涙』よね」
と、断言。

龍の涙・・・かあ。
それもそれでロマンを感じるね〜。

あ、でも。
「そういえば、昔読んだ本で、どこぞの神話学者がこの『天地補繕』の頃がいつだったのかって調べたら、恐竜の滅亡と重なっていた、っていうのを読んだ気がするな〜」

(注:単に読んだ覚えがあるというだけで、正確な文献のものではありません。それにしてもたまに神話学者とか聖書研究家とかってたまに、変なこと計算するんだよね。アダムとイブの身長とかね。骨や遺跡・遺品の発掘もないのに、よく考えるよな〜、と思うけど。ネタとしては「へ〜〜」と思う)

黒竜を殺すという話と、恐竜の滅亡と。
「やっぱり『龍の涙』なんだね〜」
と、@hida@ちゃん。
うーーーん、確かにそうかも。
さすがだ、@hida@ちゃん。

そんなやり取りの後、@hida@ちゃんはカチャカチャとPCに、リーディングを入力してくれた。


そのあと、ネットでクォーツの産地のHu-nanの神話を調べたら、幾つかの少数民族の神話にやはり洪水神話があるということがわかった。
ということは私の『天地補繕』というインスピレーションもあながち間違っていないのかもしれない。(笑)

洪水神話の頃の水か〜
・・・これは閉じ込めておいた方が、幸せなのかもしれない。




p.s.
Blog Petをくっつけました。なんかよくわからないままに設定したのだけど、いまのところ「zzz」と「むにゃむにゃ」しか喋らない。これから、ちゃんと言葉を覚えてくれるのだろうか?ちょっと心配です。