ヘマタイトを眉間に置いてみる

「ねー。@oku@ちゃんって、ヘマタイトを眉間に置いたことある〜?」
先週の某日。@hida@ちゃんが私に話しかけてきた。

「ない。持ってないし」
「ふーん。今度やってみな〜。過去世の夢が見れるかもよ〜?」

そんな話がでてきた理由は、ちょっと前に来店されたお客様たちの話の続きなのかもしれない。@hida@ちゃんが接客したので全容はわからないけれど、アメリカ人のヒーラーさん(?)にいくつかの石を勧められたということのご来店だったと思う。

そのお客様たちは決して石に詳しいわけではなくて「カーネリアンってどんなのですか?」とかを聞いていたような気がする。(注:私は店の奥でHPを作っていた)

こういった「○○さんに勧められた石」とか「パワーストーンの本を読んで探しに来ました」というお客様はけっして少なくはない。
店としては、それがきっかけで石に親しんでいただければと思っているので、買われるか買われないかは別として、お探しの石をお見せしている。



それはそれでいいのですが。
必ずしも、「この石はこう!」と決めてかからなくてもいいのに・・・というのを、@hida@ちゃんも私も思うことがしばしばある。もちろん、とりあえずの目安として選ぶにはOKだけど、あまりにもとらわれている方がいらっしゃると、「・・・無理して買う必要ないと思いますよ」と思わず言ってしまう。
ブログでも書いているように、人それぞれのバックグラウンドは異なるのだから、パワーストーン的な意味合いで、石を必要としているならば、もっと自由なフィーリングで選んでもいいのに、ということだ。


そこで登場したのが、例えばヘマタイト、だったりする。

よく『プロテクト』ということに使われている石だ。
@オーナー@の自宅の玄関には、盛り塩のような意味合いで、ヘマタイトのタンブルが置いてある。あとは女性の血の巡りをよくするとか。第一チャクラに対応しているとか、グラウンディングとか。よく『下の方の石』といわれている。


だけど、@hida@ちゃんはあるとき、小さなタンブルを眉間に置いたら、過去世の夢を視たらしい。
どんな内容の過去世の夢だったのかは教えてくれなかったが、ようは「ヘマタイトって『プロテクト』ばっかりじゃないですよ。『過去世』というスピリチュアリなことにだって使えるんですよ」ということを、そのお客様にも伝え、「だから、自分がこうと思ったものを選んでくださいね」という話をしていた。

そしてそのお客様たちが帰られた後、冒頭の「@oku@ちゃんって、ヘマタイトを眉間に置いたことある〜?」に繋がるのだった。


「別に、ヘマタイト置かなくたって、過去世はわかってるじゃん。私がアンキロサウルスで、@hida@ちゃんがシーラカンスなんでしょ?」

「いや、過去世ってそれだけじゃないし。何度も生まれ変わるわけなんだしさ〜」

やってみなよ、という@hida@ちゃんの珍しく強いお勧めのもと、じゃあ、グレムリンズの世話が終わってからね、と言った。



そして土曜日の夜。グレムリンズの世話も終わり、久しぶりの自宅。
店で平たい小さめのヘマタイトのタンブルを購入し、さっそくベッドに横になってみる。

えーと。どーしよーかな?
・・・眉間にっていっていたけれど、寝ながら瞑想するのだろうか?
どうやろう・・・?

と、慣れないことなので、しばし考える。



しかたない。
よくわからないから、ヨガをやろう。(笑)
最近通い始めたフィットネスクラブで、毎週やっているパワー・ヨガをやってみる。立ったり座ったり、いろんなポーズをやってみて呼吸を整えて、精神集中してみる。
・・・いい感じかも(笑)。

なんかいい感じ、と思ったので、早速トライしてみる。

ピトっ、とヘマタイトを置いて、ヨガでいつも最後にやっているクールダウン的な仰向けのポーズ。

そして。



・・・えーいっ!うっとおしいぞっ!!コレッ!!!(怒)
なんかムズムズするし、重たいし、暑苦しいっ!!
結局、邪魔だったので、石置き場の棚に「エイっ!」と戻してしまいましたとさ。(とことん俗物。)
めでたし、めでたし。(なにが?)


p.s.ヘマタイトを眉間に置いて、「おお、これは私の過去世だ。視たよっ!」という方がいらっしゃったら、教えてください。(笑)