ひとつの石から、徒然に思う。

tarosource2005-06-27

なんか写真写り悪いなぁ・・・。グレムリンズたちから離れて、今日は自宅でのんびり休日。改めてwebを見ていて、「ああああ・・・・・なんでこんな風に撮影しちゃったのよ、ワタクシ」とちょっとがっかりしたのが、この石『セプター・クォーツ・2』。

これまた、「どこが正面なんだか、わからないよ」というシロモノ。
見ての通り、形が整っているというわけではなく、透明度も向こう側がはっきりわかるようなクリアーさはない。でもポンっ、と手の中におさまった形がなかなかよさげだと思っている。容姿が良いというわけではないけれど、なごみ系っていう感じ?


最初に、私がこの石を見たとき直感で思ったのは、タロット・カードに出てくる『ワンドの王子(PAGE of WANDS)』だった。
本来の『ワンドの王子』の意味とは違うかもしれないけれど、自分の中で物語があった。

《王子はこれから旅に出ようとしている。修行と試練の旅路。彼は一本のワンドを持っている。そして誓う。「試練を乗り越え、王となろう。王となった暁には、このワンドの上に輝ける玉を飾ろう」》

・・・その王子が「王となったときに飾る玉」がこのセプターで、王子にとっての「希望」や「理想」、「成功」の象徴だろうな、というのが私の、この石から受けたイメージだった。(注:タロットの『ワンドの王子』がわからない方は、Yahooとかで『タロット ワンドの王子』と検索すると、ヒットしますので、そちらを見てください)


だけれど・・・という接続詞が正しいのかはわからないけれど、@hida@ちゃんはリーディングで「ハートのつまりを押し出す石」と寄せてくれた。
「なるほどねー」というのが感想。クリスタルのリーディングって、みんながみんな、同じである必要はまったくないので、誰が正しい、とかどっちが正しい、というのは絶対にないと思っている。
5月18日のブログでそれぞれの「恋愛の石」というのを考えたときに、異なっていたように、逆にひとつの石から受ける印象が異なっていて当たり前。
私は「旅の始まり・希望の象徴」で、@hida@ちゃんが「再生・再出発を働きかける」だったということだ。
昨日のブログのDTシトリン・スモーキーのリーディングは、「ぴったり!」だったのに、このセプターは「微妙にずれた」と感じる。この差って結構楽しいな、って思う。


さて。
「そーか、@hida@ちゃんは、このセプター・クォーツをこうリーディングしたのか〜」フンフンと思ったとき。
『ワンドの王子』というのはどこかへいってしまって、@hida@ちゃんのリーディングにある「ハート」が、自分の中にあるなにかと思いっきりリンクしたらしく、「ああ、なるほど、これは心臓なのね」と思った。

そう、解剖したての、リアルな心臓(こらこら)。

きゅっと、握ったら、ぴゅっと、血が出るかな〜、とか。(出ないだろう)

・・・・ワタクシ、過去世はお肉屋さんだったのかもしれない(神官とか刑吏では・・・ないだろうな。俗物だし)。

「そーか、このコは心臓なのか〜」と「ハートのつまり」というのを大きく曲解して、ふふふーん、と思ったとき。

みたび、思う。
「・・・・コレって誰の心臓?」(だから心臓じゃなくて「ハートのつまりを押し出す石」だっつーの)

よく、妖精とか精霊とか、魔物とかの魂魄って、『玉』で出来ているという、物語があるけれど、あんな感じかな?魔法の玉、なんてね。
ちょっとファンタジックな気持ちになって、しばし、どんな生き物(妖精とか精霊とか魔物とか)のかを想像してみる。

・・・・が、結局、私は妖精とかを見たことがないので、わからなかった・・・どう考えてもリアル・心臓しか思い出せない。(こらこら。意味がないじゃないか)



1個の石で、『ワンドの王子』だったり『ハートのつまりを押し出す石』だったり『リアル・心臓』『ファンタジー世界の魂魄』だったり。どれが間違っているというわけではないはずだ。(『リアル・心臓』に関してはワタクシの精神構造に問題があるかもしれないけれど)

他の人が見れば、他の人なりのイメージやリーディングが出てくると思う。そのひとつひとつを丁寧にフォーカスして読みといていけば、自分の『なにか』と必ず当たる。
このセプター・クォーツ・2は、商品であって私物ではないから、これ以上は突っ込んで考えないけれど、なんか久しぶりにひとつの石でいろいろなことをイメージさせたり、リーディングさせてくれた石だよな〜、と思った。