マスター・クリスタルと出会う

hippy"m"若夏さんの、「シャーマニック・ホロスコープリーディング」は12月4日分がALLで予約済みになったようです。すごいぞ。1週間で集客はキツイかな?って正直思っていましたが・・・皆様、ありがとうございます。


さてさて。その若夏さんに私が、占星術を視てもらっときの話である。

先日のブログの
「@oku@さんは、『視えない存在』を表す海王星の位置からして、もうちょっと霊感というか直感が強いと思うので、まずはその『曇りガラス』をクリアーにすることですね〜」
「あと〜、いまはカルマ落としの時期なんですよね」

とおっしゃった若夏さんの話をもうちょっと詳しく言うと、この上記の「曇りガラス云々」と「カルマ落とし云々」の会話の間には、もうちょっといくつかの会話があった。それが・・・

「・・・7月頃、なんかありました?」という質問。
7月ねぇ・・・と私はちょっと首を傾ける。パッと直感的に思い浮かんだことをそのまま述べる。
「・・・胃腸が最悪でした。病院いっても、薬飲んでもダメで。ずーーっと、夏の間、9月半ばまで肉体的に不調でしたね」
いま思うと、今月半ばにアロマをしてもらったタカコ嬢曰く「@oku@さん、気をつけてくださいね」ということだったのかもしれんが・・・無理に頑張ろうとすると、ぐるぐる貧血が始まって、そりゃもう、大変だった。

・・・で、それが本格的に私のカルマ落しの時期に入ったことになる、ということで、そのカルマ落しの件は先日のブログの話に繋がるわけだ。


そして帰宅してから。
「・・・・そういえば」と思い出した。
7月といえば、石を買ったな。と思い出した。
石はスモーキー・シトリン。産地は不明。たぶんブラジル。最初は表面だけ磨かれているのかな?と思っていたけれど、成長線があったことから大きめの原石だということがわかった。それにしても、大きめの原石。ルース好きの私としては大変珍しい買い物だ。

この石は店で随分前から気にはなっていた。
ただ、大きいし、原石だし〜、で悩んでいた。表面がツルツルで良い感じの石だったから、Pedro氏に彫ってもらおうかな〜?と考えていた。でも彫ってもらうにも、この石にぴったり!と思うモチーフもなく、当時、ご来店されたお客様に話をちょっとすると、「カーリー彫れば?」とか、ルサールカとか、ちょっとコワイ系のモチーフを挙げられ、@hida@ちゃんには「ドラゴンかなぁ」とも言われ、うううーん、どうしよう?と買ってもいないのに、悩んでいた。

買ったきっかけは、@オーナー@である。
彼女が、「Pedroに彫ってもらお〜v」と店頭から引き上げてしまったのだ(彼女は私がこの石を気に入っていたことを知らなかった)。店から引き上げられてしまったことを知った私は「うぉぉぉっ〜!やめてくれーー!!勝手に彫るなぁっ!!それは私のだーーー!!」と叫び・・・お買い上げになってしまったのである(笑)。

それからもしばらくは、Pedro氏に私の好きなモチーフを彫ってもらおうとも思っていたから、「何を彫ってもらおうかな〜?」で悩んでいた。私の愛する古代エジプト・・・ではないような気がする。
もっと光と闇を表すモチーフがいいなぁ・・・と思っていったら、「これだ!」というのがあった。それは、『光の神ミトラが月(闇)の牡牛を刺し殺すレリーフで、もともとはペルシアのミトラ信仰が、ギリシアを経てキリスト教布教以前のヨーロッパに広まった密儀宗教もので、そのモチーフと、スモーキー・シトリンがとても合っている、と直感した。
光と闇。ピッタリだね〜〜っ!!

・・・・・・・・と思っていたら。
「ピッタリ!」と思った瞬間、「彫ってもらおう」と思う気持ちが霧散してしまった。たぶん、私がこのシトリン・スモーキーの中に何を視て思ったのかが重要で、私がこの石の中に「『月の牡牛を殺すミトラ神』がいる」と気が付いた瞬間に、別にわざわざ彫らなくてもいいじゃない、形はなくとも『そこ』にいるのだから、となってしまったようだ。

はてさて。
『月の牡牛を殺すミトラ神』がいる、と思ったのはいいけれど、こいつは一体ナニモノなんだろう?と考える。ちょうど、pundarikaさんの「クリスタルとワークをする」をやっていた時期でもあり(私は参加していないが)、ちょっとこのスモーキー・シトリンがなんなのかを調べよう、と思ったわけだった。
でも、そもそも産地さえもわからない石だ。近年は大きくて綺麗めのクォーツ&その他鉱物の採掘が難しくなってきているけれど、そこまで「大きい」という石でもない。イシスとかダウとかいわゆるメタフィジカル的な意味合いもない石。形だって立たないし、横に寝かせて置くしかないタイプ。
「自習・クリスタルとワークする」をしようと思っていたけれど、「?」で終わってしまった。それが絶不調の7月〜秋の初めの話だった。

10月に入った時のこと。@オーナー@が言った。
マスタークリスタル特集するから
大きめの石を写真とってね、と言われる。大きめな石ねぇ・・・。
ふーーん。
自宅で、件のスモーキー・シトリンを眺める。ものすごく大きな石ではないにせよ、私っとっては最大級の大きさの石だ。思わずナデナデしながら石に語りかける。
「キミは私のマスターなのかい?」
当たり前だが石は無言である。ここで「そーでーす!」と返事したら、それはホラーだろう。だから、ノー・コメントで全然かまわないのだけれど、@オーナー@に「マスタークリスタル特集作ってね」と言われてから、実際にHPにUPするまで私の中でものすごく「マスタークリスタルとはなんなのか?」という気持ちがあって、HPを作ること自体は簡単だったけれど、UPするまでに時間がかかってしまった。

結果として、今回の店のHPの「マスタークリスタル特集」の中で書いているように、「(高次の存在からの)情報をインプットしてアウトプットする」というのが『マスター』のひとつの定義であるとしたならば、私が買ったスモーキー・シトリンはまさに『マスター』なのだということだ。

なぜならば、若夏さんに占星術をしてもらい、自宅に戻ってこの石を見た瞬間思ったことは、「この石が、私の新しい海王星へのアンテナになってくれるだろう」というものだったからだ。よくわからないけれど、そう思った。視えない存在を表す海王星からの情報をインプットしてアウトプットするアンテナの石・・・かあ。
なんかよくわからないし、まだ自分の言葉も練れていないけれど、この石、やっぱり私のマスターなんだなぁ・・・って思った。



よくわからないけれど、気になる石、から始まり。
「絶対、この石は他人にとられたくない!」と、いつもの自分にはありえない大きさの原石を買い。
『月の牡牛を殺すミトラ神』をイメージし。
「マスタークリスタル特集」で「マスター」とはなんなのかと悩み、考え。
若夏さんに出会って「この石が私の海王星へのアンテナとなる」と直感を受けた。

・・・その一連の流れ。
うーーん。はたから見れば「お金の必要な時期に、石なんか買って、場所も邪魔!」なんだろうけれど、でもこれが「石と出会った不思議さ」なんだろうなぁ、と若夏さんとの出会いをきっかけに全ての流れが繋がった出来事でした。
あとはカルマ落しと、曇りガラスの撤去だなぁ・・・がんばろー。