無意識を表面化するワーク

論理的な思考を求める割には非科学的。

・・・それは、私のこと。
別に私が「こーゆー人間なんです」と言ったわけではなくて、インターネットの星占い(・・・っていうのかな?)で自分の生年月日出生時間、出生地を入力して、生まれたときの惑星の配置によると・・・そーゆーことらしい。(チャート、っていうんだっけ?)

星占いはよくわからんが(というか、星占いも、だね)、どうやら月と土星の位置がそんなことらしい。Pedro氏もそういっていたし、@hida@ちゃんも言ってた。
まあ、それはともかく。

ペンデュラムや筋肉反射とか、あと、気功でやる整体とか、ボディにクリスタルを置くクリスタル・ヒーリングとか、そーゆー類はとんと駄目というか苦手というか、肉体も意識も「勝手なことするな」的な拒絶反応が出てしまうという私である(やってみたが、いまいちだった)。
あー、ちょっと前にレイキっぽいのもやられたけれど、途中で退屈してしまったな・・・(←とことん、ダメ)

↑のがダメなのは、別にペンデュラムとか筋肉反射とか、気功とか諸々自体がダメというわけではなくて、私個人がどうも合わない、ということ。
私の場合、「ペンデュラム」というドアからは、「無意識」という部屋には通じない。ただ、それだけ。



一方で、好んで無意識が動くのもある。それが濱田葉子さんの「クリスタル・リーディング」であったり、@hida@ちゃんの「お花」や「フラワー・カード」だったりする。
理由は簡単で、好きなものを好きなようにすれば良いだけだから。
好きなことをしてみて「おおお〜、すごい」とか「なんで、そんなことまでわかっちゃうの?」とか「そっかー、この問題はこーだから、あーなんだ」とかその辺は素直に聞ける。
私の中では、これぞ、「無意識が表面化するワーク」という感じかな。


ところで私は以前、クリスタル・リーディングもお花も両方やってみたことはあるのだけれど、無意識が表面化するとうことは共通なんだけれど、どう違うのか、その差を説明するのは難しいな、って思っていた。

だけど、今回「石と花のワーク」ということで女性性をテーマにしたお花のワークを@hida@ちゃんがすることになって、やっと「あ、そうか、そんな風な違いがあるんだ」ということが、私なりにわかったので、なんとなく書いてみようかな、と思った。

ただ、個人的に「わかったかも〜」、という段階だし、個人の抱えているものは千差万別だから、なんともいかんしがたいところはあるはずだけど、とりあえず、ということでお許しください。



たとえば。
心の中にタンスがある・・・とする。

葉子さんの場合。
私はタンスの中に、黒いTシャツや、白いブラウス、ベージュのズボン・・・等などがきちんと折りたたまれることもなく、グチャグチャに詰まっていることを知っている。この状況は嫌だ、ということがわかっている。
私はブルーのシャツをどこにあるかを探し出して、なおかつタンスの中も整えたいとは思っている。整えた方がいいとも。
でも、どこから手をつければいいのか、グチャグチャし過ぎて途方にくれてしまう。
そうすると、葉子さんはアドバイスをくれるのだ。下の段から整理した方がいいよとか、シャツはシャツでまとめた方がいいよ、とか。
さらに、そのブルーのシャツは素敵なんだから、アイロンかけて、白いズボンと合わせたらいいかもね、とかも教えてくれる。そうすると、「ああ、そっかー、そーすれば、いーんだー!!」とやっとわかる。
ただし、もちろん葉子さん自身は、私の家政婦さんでもなんでもないわけだから、タンスの中を整理するのは私自身だし、シャツにアイロンかけるのも私自身。
結果として、「白いズボンがなかったから、ピンクのズボンと合わせちゃえ〜」と変なコーディネートをして、周囲から「その格好変だよ」と言われても、それは私の責任。


一方で、@hida@ちゃんのお花の場合。
私はそもそもタンスの中がグチャグチャ過ぎて、何があるのかまったくわかっていない状態。
「秋が来るのに、秋服がなーい!! どーしよー! 明日映画観に行くのに、可愛い服がない〜!!」と焦っている感じ。
そうすると、@hida@ちゃんのお花は、「まあまあ、落ち着いて。あなた、ちゃんと秋服あるじゃない。ホラ、ここにワイン色のスカートがあるでしょ?」と教えてくれる。
「え?私、こんな服持っていたんだ!? うそ!?」と驚きながらも、着てみると、ピッタリ。そりゃそーだ、自分の服なんだもの。ピッタリのはず。
でも私はその存在を忘れ去っていた。
「ほら、ココにも、あそこにも。秋服のコーディネートは、ちゃんと持っているよ。だから無理して、買い求めたりしないで」というメッセージをくれるのが@hida@ちゃん、という感じかな。もちろん彼女も家政婦じゃないので、タンスの中を整理するのは、私自身。それは当たり前。


クリスタル・リーディングは、けっこうピンポイントで細かなリーディングが出るような気がする。だから上の例えで言うと「シャツ」とか「ズボン」とか具体的なものが出てくる。

お花は、以前から@hida@ちゃんは「葉子さんのような細かいリーディングはできなくて」といっていたけれど、いままでそれがどういうことなのか、感覚的にはわかっていたけれど、表現しづらいなと思っていた。だけど今回それが「秋服」という漠然としたものに象徴されるのかも、と気が付いた。確かに細かく具体的とは違うけれどた、まったく本人がわかっていなかったものからのアプローチとか、「女性性」という大きなテーマに対しては、答えが出やすい。



どっちが良いという問題でもなくて、きっとどちらも大切なんだけど。
今、ワークが必要なのかも、と思っているときに、どちらを選択する方がいいのかということはあるのかもしれないな、というのはなんとなく思う。

まあ、それにも増してさらに強く思うのは、心のタンスの中を整理するのは自分自身だということを忘れないようにね、ということなんだけれど・・・ね。